カジノ初心者が知っておくべきマナー

世界には合法的にカジノが認められている国がたくさんあり、日本人も旅行の際などに訪れることができます。
リゾートホテルに併設されているケースもあり、初めての人でも利用しやすい施設も少なくありません。
せっかくであれば行ってみたいと考える人は多いですが、訪れる際にはいくつかの注意点があります。
日本人にはなじみのない場所なのでマナーを知らない人が非常に多いですが、守る必要があるマナーが存在していることを覚えておきましょう。

まず、カジノにはドレスコードがあることを理解しておかないといけません。
カジノの発祥地として有名なヨーロッパは、比較的厳しいドレスコードが設けられています。
フォーマルドレスやジャケットといった正装が求められることが多いので、ラフな恰好で訪れないように気をつけておきましょう。
アメリカやオーストラリアは、どちらかと言うとカジュアルフォーマルでもオッケーというケースが多いです。
アジア諸国にある施設はフォーマルを意識しないラフな恰好が認められている場所が多く、ジーパンなどで入場できるケースも非常に多いと言えます。
国ごとに傾向を知っておくだけでなく、訪問が決まったときには訪れる予定の施設について詳しく調べておくと安心です。

持ち物にも気を配っておく必要があります。
基本的に施設内には大きな荷物を持ち込むことができないと覚えておきましょう。
貴重品やパスポートが入れられるほどの大きさであれば問題ないことが多いです。
大きなバッグはホテルの部屋に置いておく、ロッカーを利用するなどの工夫が必要となります。
施設ごとに規定は違っていますが、大きな荷物を所有していると入場時にストップをかけられることもあるでしょう。
自分では平気だろうと思っていても止められてしまうこともあるので、声をかけられたときにはスタッフの指示に従うことが大切です。

プレイするゲームの流れや基本ルールを理解しておくことも重要なマナーです。
初心者の中には現地でルールを覚えれば良いと考えている人もいるかもしれませんが、全く知識がない状態で訪れることはマナー違反だと言えます。
他の人がプレイする様子を1度見たり、同行者から説明を聞いたりすればすぐに覚えられるようなゲームであれば話は別ですが、そうでないものについてはきちんと知識を仕入れておきましょう。
上手くいかず損をしてしまう可能性があることからもルールは把握しておくべきですが、理解不足の人がプレイすると周囲に迷惑をかける恐れもあります。
ディーラーを困らせたりプレイを待つ観客を長く待たせることになったりするリスクがあるので、事前学習は必要不可欠です。

知らない人が多いマナーには、ディーラーにお金やチップを手渡ししてはいけないというものがあります。
不正を防ぐためのマナーであり、必ずテーブルの上に置いた状態でやり取りする必要があると覚えておきましょう。
知らなくても優しくディーラーが教えてくれることが多いですが、現地の言葉に対する理解力が低ければスムーズにやり取りできないかもしれません。
初めからテーブルに置くことを知っておけば、円滑に進めていくことができます。

No more bet」も必ず守るべきものです。
チップをベットするタイミングも決まっており、この合図が出されたときにはそれ以上賭けることができません。
合図以降にベットすると不正行為やルール違反となります。
試験終了を知らせる解答やめの合図の後に問題を解き続けるような行為であり、ルールを破るとゲームへの参加権がなくなるので注意が必要です。
スムーズにゲームが進行しない原因にもなります。

カジノは21歳以上でなければ入店できないケースが多いことも覚えておきましょう。
日本人の感覚では20歳以上であればオッケーだろうと勘違いしてしまうかもしれませんが、多くの施設では21歳以上の入場となっております。
20歳を迎えたからと現地に行ってみると、年齢制限をクリアしておらず入場できないという問題が起きるかもしれないです。
プレイしない同伴者の年齢も21歳以上であることが求められるので要注意だと言えます。

写真撮影が禁止されていることも覚えておきましょう。
旅行の記録として写真を撮りたいかもしれないですが、プライバシー保護や不正防止といった観点から撮影が禁止されています。
知らずに行っても退場するように言われてしまう恐れがあるので気をつけておきましょう。
バレなければ良いと考える人もいますが、不審な行動が見受けられたときには徹底的に調べられることもあるので、悪いことは考えないようにしてください。

カジノはとても楽しいものですが、マナーを心得ておかなければプレイすることができなかったり、恥をかいたりすることになりかねないです。
直前にマナーを知っても対応が難しいような内容もあるため、カジノに行くことを検討し始めた段階でマナーのことまで学んでおくことをおすすめします。